【香港ローカル ニュース Vol. 154】

中国、日本人の中国渡航のための通常ビザの発給手続きを再開

在中国日本大使館での通常のビザ業務再開を受け、中国は先月29日、日本人が中国へ渡航する際の通常ビザの発給と入国時のビザ発給を直ちに再開すると発表しました。 中国と韓国に関しては、まだお互いにビザを発給していません。

在日中国大使館は先月29日に、日本人が中国へ渡航するための一般ビザの発給を即時再開すると発表しました。また、国家出入国管理局のホームページでは、入国地での日本人のビザの発給を即時再開し、72時間もしくは144時間のトランジットビザでの入国措置を復活させると発表しています。 当局によると、在中国日本大使館が中国での査証業務を再開したことに対応するためとのことです。

昨年末に中国がコロナに関連する出入国規制を大幅に緩和すると発表したことを受け、日本と韓国は直ちに中国大陸からの航空機の着陸を特定の空港で許可し、到着時に乗客に検査を義務付けるなどの規制を強化しました。

中国外務省は当時、科学的事実に反して中国への差別的な入国制限を主張する一部の国への相互対応として、日本人と韓国人の中国への通常ビザの発給を停止しました。

半月以上続いた日中間のビザ問題は一段落しましたが、韓国との対抗措置は依然として続いています。

韓国では、中国人の短期ビザ発給停止措置が1月末に切れる予定でしたが、旧正月明けに現地でコロナが蔓延する可能性があるとして、先日、当局が2月末まで措置を延長しました。 中国側は、韓国人の短期ビザ発給をいつ再開するかはまだ発表していません。

韓国の疫病予防部門が発表した数字によると、中国から短期滞在で到着した外国人旅行者の「入国検査」の陽性率は1月14日から一定を推移しており、28日には1人が陽性となり、陽性率はわずか0.4%でした。

ニュースソース:

https://news.now.com/mobile/editorsChoice/player?newsId=505607