GBA粤港澳大湾区発展計画の発表6周年

以前のブログでも触れましたが、皆さんはグレーターベイエリア・粤港澳大湾区(以下GBA)をご存知でしょうか?
2024年のデータでは、GBAの経済は成長を続け、中国本土9都市のGDPは11兆5300億元を超え、広東省の総GDPの80%以上を占めると発表されました。
もともと同エリアの開発計画は2019年に発表され、今年は6周年目に当たります。また、2023年末までに、GBAの域内総生産(GDP)は14兆元を超え、中国経済で最も競争力・活力のある地域の一つとなり、すでに7万6000社以上の国家ハイテク企業があります。
香港はGBA展開に有利なエリア
香港はこの隣接するGBAの玄関口として、人の配置、金融の窓口、税制や法制度の優遇など、依然として重要な位置を占めています。データによると、2024年には香港から8191万人が本土へ旅行し、前年比50%以上増加したということです。香港とGBAを一括で見据え、より広い視野で海外展開を検討するそんなビジョンが求められるでしょう。