深圳ドローン技術による物流革新ほか

先日商工会のイベントに参加し、深圳テクノロジー視察会に行ってまいりました。

香港から深圳は、ビザ解禁以後スムーズに入境することが可能となりました。
通関が混雑していなければ、およそ1時間以内に往来することができます。


今回のメインイベントは中国ロボ大手のUBtechの見学。
ゲートでは人型ロボットが我々を出迎えてくれました。
最新のロボットは、柔軟な動作機能やセンサーAIなどを搭載し、その高性能ぶりは驚くばかり。
また最大手食品プラットフォーム美団のドローンデリバリー飛行も見学。

ここ深圳では、人が通行する頭上をドローンが行き来する風景が日常となっています。
現在ではステーション数は30箇所と、実験段階ではありますが、今後も急ピッチで展開されるようです。
同市は低空域航空管制システム「Smart Integrated Lower Airspace System」の開発にも力を入れており、これによりドローンの運行がより効率的かつ安全に行えるようになっています。これに加え、5G基地局が8,000ヶ所以上設置される計画が進んでおり、高速通信インフラの整備がドローン配送の実用化に欠かせない要素となっています。このような技術的・インフラ整備が進むことで、ドローン配送はますます現実的かつ普及した配送手段として定着することが期待されています。
製造業の盛んな地域というポテンシャルが、ITテクノロジーにも大きな革新を遂げています。香港も魅力的な場所ですが、今後も深圳の他、広州などのグレートベイエリアの情報もブログでお伝えしていきます。
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