【香港ローカル ニュース Vol. 85】
香港では、コロナワクチンの接種がネット上で予約が取れれば、年齢の制限なく自分の選んだ場所で接種ができるようになっています。ワクチン接種のキャンペーンとともに、政府は去年の5,000ドルの支給に続き、コロナ禍での消費刺激のため今年は支給金を現金でなく、電子マネーへの分割払いすることになりました。
7月下旬までに登録した人は、まず2,000ドルを8月1日から受け取ることになり、電子マネーの各種チャンネルで支給を受けた人々が、早速買い物に繰り出したという話題です。
プラットホームのひとつは、地下鉄やバスの乗車、コンビニ・スーパーの買い物にも使えるオクトパスです。
通常は、通勤・通学の補助金を受け取るデバイスで、景気刺激の消費クーポンを2,000ドル分受け取ることができます。
店側も購買意欲を高めるべく特別キャンペーンをそれぞれにやっています。
▼消費クーポン(香港政府の景気刺激策第二回目、一人当たり総額5,000香港ドルの支給金) ショッピングモールは大賑わい。初日の「ハーバーシティ」は人も車も通常土日よりも15%増し
〜中国語週刊誌『香港01』「地產樓市(不動産市況)」から〜
更新:2021-08-01 17:19
【5,000香港ドルの消費クーポン・香港政府が支給する電子クーポン:オクトパス[地下鉄=香港鉄路系]・アリペイ香港[アリババ系]・微信ペイ[WeChat大陸テンセント系の中国大陸版LINE]・拍住賞タップ&ゴー[香港テレコム系]を通じて】
香港政府の電子クーポンの第一期支給分2,000香港ドルが8月1日(日曜日)から始まり、商業施設の人出が確かに増えた。九龍半島南端のチムサーチョイのモール「ハーバーシティ」のパーキングは、二千強の駐車スペースが午前中で早くもいっぱいとなり、空きを待つ車の列が出来た。
ハーバーシティのモール内も人出が押し寄せ、AV家電、スポーツ用品、化粧品、飲食店、さらに広東ロード(ネイサンロードの西側に平行する通り)沿いのブランドショップにまで行列が出来た。ハーバーシティ側は、同日午後4時ぐらいまでで、顧客量も車数も通常の週末に比べ15%増しだと伝えた。先に案内があった、7月5日からキャンペーンされている消費クーポン登録懸賞(ハーバーシティとタイムズスクエア)は、これまでに5,000万香港ドル相当以上の優待券を配布しており、更に多くの顧客が8月に無料引き換えを行うと思われる。
↓↓ハーバーシティのモールの盛況混雑具合↓↓
九龍倉置業(香港証券取引所上場企業ナンバー1997)Wharf Real Estate Investment Company Limitedがデベロッパーとして傘下においているハーバーシティーとタイムズスクエアは、一日から100%の消費キックバックのキャンペーンを始めており、この二大ショッピングモールの450軒を越える店舗で使用できる。
先に発表されていたように8月1日から9月30日まで、ハーバーシティとタイムズスクエアで消費クーポンまたは指定の電子マネーで消費をすると、モールで現状引き換えが出来る消費懸賞を除き、枠外の100%キックバックや、消費が2,000ドル以上になると2,000ドル分の優待券がもらえる。5,000ドルになると更に5,000ドルの優待券がもらえる。一人あたりハーバーシティとタイムズスクエアそれぞれに2,000ドルと5,000ドルの「100%消費キックバック」がそれぞれもらえて総額14,000ドルの買い物ができる。引き換える人数に制限はないので、もれなく買い物が二倍に増える。
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