企業が集まる香港、いま何が起きているのか

最近の香港関連ニュースを見ると、
「企業誘致」「進出増加」「スタートアップ増加」
といった話題が目立っています。

実際の数字を見ても、
香港のビジネス環境には変化が出ています。

外資企業数は過去最高に

最新の発表によると、
香港に拠点を持つ外資企業は1万1,000社を超え、
過去最高を更新しました。

特に増加が目立つのは、

  • ASEAN諸国
  • 中東地域
  • 中国本土企業
  • 欧米系企業の地域統括拠点

香港を「アジア拠点」として位置づける動きは、
引き続き強いと言えそうです。

進出=即ビジネスではない

ここで一つ重要なのは、
進出数の増加=すぐに事業拡大
とは限らないという点です。

多くの企業はまず、

  • 市場調査
  • 地域統括機能の設置
  • 資金管理拠点の設置
  • 将来展開の足がかり

として香港を選びます。

つまり、
「まず置く」「様子を見る」拠点としての香港
という役割も大きいのです。

北部都会区・前海との連携強化

最近の政策動向を見ると、

  • 北部都会区開発
  • 前海との制度連携
  • 大湾区内の越境協力

といったキーワードが増えています。

これは、
👉 香港単体ではなく
👉 「大湾区の一部としての香港」
という位置づけが強まっていることを意味します。

企業にとっては、
香港をハブにしながら中国本土市場へ展開する
現実的なルートが増えているとも言えます。

実務面での変化

企業進出が増えると、
当然ながら実務も増えます。

例えば、

  • 会社設立相談
  • 会計・税務体制の整備
  • グループ間取引の整理
  • クロスボーダー資金管理

「とりあえず設立」から
「きちんと運用」への移行相談が
ここ1~2年で増えている印象があります。

おわりに

香港はよく「変化が早い都市」と言われますが、
実際には

役割を変えながら使われ続ける都市

とも言えるかもしれません。

製造拠点ではなく、
販売市場でもなく、
「つなぐ場所」として選ばれる。

それが、いまの香港の一つの姿です。

当事務所では、
香港進出後の実務運用や会計・税務対応について、
現地状況に合わせたサポートを行っています。
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