ベトナム企業、香港でホテル開業を計画も

ジョン・リー長官が以前海外訪問でベトナム企業に対し香港を活用し海外と大陸市場を開拓することを奨励し、また、香港に数年前に進出したベトナムの大手IT企業の成功例を提示した。
あるベトナム企業は香港の地理的優位性を生かしホテルの開業を検討しているが両地間のビザ緩和を希望している。
5年前に香港に進出したベトナム大手IT・FPT。グローバル企業1,000社以上にAIやインターネット業を提供し年売り上げは8億米ドルを超える。同社のCEOであるLevi Nguyen氏は「物流、交通、小売など香港は特別なマーケットであり、東南アジアや中国大陸とのゲートウェイ的役割を持つ。微信やアリババと協力して香港企業とともに科学技術エコシステムに参入することを検討中だ」と述べた。同社は現在海外に26の支店を持ち、今後も香港市場開拓を続ける構えだ。
また長年、香港市場の優位性に注目しホテル開業を検討するベトナム企業もある。しかし現在では過去3年以内に3度以上の海外旅行歴や香港での就業歴が必要とされる。
同社はビザが緩和されベトナムからの旅行者を香港に誘致しやすくなることを希望している。
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